経営研究リポート

MJS税経システム研究所・経営システム研究会の顧問・客員研究員による中小・中堅企業の生産性向上、事業活性化など、経営に関する多彩な各種研究リポートを掲載しています。

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ロシアのウクライナ侵攻が始まって2月24日で丸1年になった。当初、ロシア軍侵攻は圧倒的軍事力によって、ウクライナを劣勢に追い込むと伝えられたが、ウクライナ国民の自国を守るという強い意志と欧米の軍事支援もあって、意外に今日まで戦闘は続いている。ロシア側から言わせると、ロシア(赤色)とウクライナ(青色)とベラルーシ(白色)が一体となってロシア国旗は出来上がっているのであり、そもそもこれら三国は別の国ではない...
中小企業のM&Aの実態(その4)
【サマリー】引き続き我が国の中小企業におけるM&Aと企業価値評価の実務について解説しております。第3回はM&Aの具体的な流れについて説明しました。今回は売り手サイドによる会社売却の意思決定について詳しく見ていきます。創業者が自ら手塩にかけて育てた会社を第三者に売却するということ...
持ち帰り残業と早出残業
【サマリー】前回は労働時間か否か迷うケースとして、出張の移動時間や宿直時の仮眠時間、接待ゴルフや会食が...
~資本政策の考え方の基本(後編)~
【サマリー】適正な株式評価で時価発行増資を行えば、創業者の持株比率を維持したまま増資を行うことができる。資本政策の設計において、上場を計画する企業の第三者割当増資については、経営陣の持株比率の維持と事業計画に必要な資金調達額、さらに投資家にとって魅力が感じら...
~ Googleのコアアップデート以降検索結果傾向とキーワードのコツ~
【サマリー】昨年のGoogleアルゴリズムのコアアップデートによって様々な表示順位変動の変化が出てきています。その一部を紹介し、どう変化に適応するかのテクニカルな情報を紹介します。そして企業がEC、Webに集客を図るために設定する検索キーワード(検索クエリ)をどう設定するのか手順を分解して詳しく述べていきま...
「独禁法違反の恐れある」日本の新規株式公開時の値決め慣行
【サマリー】ここ10年間日本のベンチャー投資額は増加し、IPO数も増加していますが、米中のようなユニコーンの輩出は進みません。これまで検討してきたように上場及び未上場企業の資金調達市場としての制度設計が基本的に異なることにも起因しています。他方、2022年1月の日経新聞で、公正取引委員会の調査の結果、ベンチ...
コロナ禍に円安、物価高騰、そして中小企業の過剰債務問題と、日本経済の苦境がつづくなか、4月に迫る統一地方選。岸田政権の「中間評価」はどう出るか。課題山積の2023年2022年はコロナ禍に加えて、ロシア・ウクライナ戦争を背景とした資源価格の高騰、約40年ぶりの急激な金利上昇に世界経済が振り回された。極端なインフレを受けて世界各国の中央銀行が利上げに踏み切り、世界の平...
カスタマーハラスメントから従業員を守る
1.はじめに「ハラスメント」という言葉はすっかり一般化してきました。真っ当な主張にこの言葉を用いるのであれば結構ですが、昨今では、何か自分の意にそぐわないことをされるとすぐに「ハラスメントだ!!」と騒ぎ立てるような話もよく耳にします。「〇〇ハラスメント」という言葉が世の中にどのくらい存在しているのかといえば、真面目なものからふざけたものまで含めれば、50種類ともそれ以上とも言われています。そうした各種ハ...
【マーケティング】 自社の強みを生かせる他の市場を探したい。ヒントをください。
毎回いろいろな企業経営者のお悩みをテーマとし、その悩みを解決する糸口を企業探検家・野長瀬裕二先生がアドバイス形式で解説していきます。筆者が見てきた様々な企業の成功例や工夫の事例、そこから見えてくる普遍的なノウハウを紹介し、各回のテーマの悩みに寄り添う情報をお伝えします。<相談内容>...
行動経済学と交渉学
本稿の要旨今回は行動経済学と交渉学の視点から事業再生を取り上げることにします。両者は別の学問体系ですが、事業再生をめぐる考え方には相通じる面も有しています。両者の考え方の共通点を通し、事業再生を実現するための解決策を明らかにします。1.伝統的ミクロ経済学の限界伝統的ミ...
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