速くてもミスしない! 公認会計士の仕事術講座

大事なことを見落としてしまう、時間切れになってしまうなど、皆さまが仕事をされる中で何としても回避したい問題はいろいろあるはずです。
筆者はこれまで、向き合うべき課題がいっぱいの監査現場を経験してきました。ミスが許されない、期限厳守などたくさんの課題があるからこそ、それを解決するために様々なツールや仕組みが創り出され、活用されていました。その中から、読者の皆さまの仕事の場で起きている課題解決のためにも役立つものを厳選して紹介していきますので、是非ご活用下さい。

1.はじめに最初に質問です。親会社も子会社も黒字で安泰に見える企業グループがあり、親会社の社長はグループ各社の好調な決算報告を聞いて安心しきっています。しかし、その実態はまさかの赤字グループだったのですが、その理由とは?答えが気になる方は、今回以降で取り上げる「連結財務諸表から学ぶ、個別財務諸表の罠」を通じて、そのカラクリをご確認頂ければと思います。自社が子会社を有する場合はもちろん、自社が他社の子会社...
1.はじめに今回も引き続き、実地棚卸を題材に、不正が起こりやすいケースにおける問題点や対処法、そこから学べる経理の心得について話を進めています。2.ケースで考える~実地棚卸に関わる不正からの学び(その5)...
1.はじめに今回も引き続き、実地棚卸を題材に、不正について考えていきます。なお、前々回からは、不正が起こりやすいケースにおける問題点や対処法、そこから学べる経理の心得について話を進めています。2.ケースで...
1.はじめに前々回から本稿では、実地棚卸を題材に、不正について考えています。企業においてはさまざまな場面で不正が行われるリスクがありますが、棚卸資産では特に不正が入り込む余地が大きく、そのパターンもさまざ...
1.はじめに前回から本稿では、実地棚卸を題材に、不正について考えてみることとしています。企業においてはさまざまな場面で不正が行われるリスクがありますが、棚卸資産では特に不正が入り込む余地が大きく、そのパタ...
1.はじめに企業においてはさまざまな場面で不正が行われるリスクがありますが、棚卸資産では特に不正が入り込む余地が大きく、そのパターンもさまざまです。今回からは、実地棚卸を題材に、どんな状況で不正が起こりやすいのか、不正の例を挙げながら考えていきたいと思います。今回は在庫絡みで起こりやすい不正の例を考えてみることとし、次回以降、不正が起こりやすいケースにおける問題点や対策、そこから学べる経理の心得について...
1.はじめに今回も引き続き、実地棚卸を題材にしながら、そこから学べる経理の心得について話を進めます。前回からは、正しく数えるための仕組みにスポットを当て、5W1H(「What」・「Who」・「When」・...
1.はじめに今回も引き続き、実地棚卸を題材にしながら、そこから学べる経理の心得について話を進めます。第49回では、「現金実査から学ぶ、経理の心得」(本稿第44~46回)の中でまとめた4つの経理の心得が、棚卸資産の実地棚卸に...
1.はじめに今回も引き続き、実地棚卸を題材にしながら、そこから学べる経理の心得について話を進めたいと思います。前回は、「現金実査から学ぶ、経理の心得」(本稿第44~46回)の中でまとめた4つの経理の心得を、棚卸資産の実地棚...
1.はじめに実地棚卸には通常、それを正確かつ効率的に実施するためのさまざまな仕組みが取り入れられています。これらの仕組みには、実地棚卸を実施する企業は当然のこと、実地棚卸を実施しない企業においても、経理パーソンが押さえておくべきさまざまな心得が織り込まれています。今回も引き続き、実地棚卸を題材にしながら、そこから学べる経理の心得について話を進めたいと思います。今回は、「現金実査から学ぶ、経理の心得」(本...