令和5事務年度 所得税及び消費税調査等の状況
国税庁は11月29日、「令和5事務年度 所得税及び消費税調査等の状況」を公表した。 所得税調査等については、調査対象者の選定にAIを活用するなど、効率的に調査を行った結果、申告漏れ所得金額の総額は9,964億円(前年対比110.2%)、追徴税額の総額は1,398億円(同102.2%)と過去最高になっている。実地調査については、調査件数は前年から1,222件増加の47,528件、非違件数は40,131件、追徴税額の総額は1,066億円、1件当たりの追徴税額は224万円と増加している。簡易な接触は、申告漏れ所得金額の総額4,448億円、1件当たりの申告漏れ所得金額80万円と増加している。
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